ドッグショー入賞写真 コーギー審査
ハミルトンの入賞写真が送られてきました。コーギーに出会って繁殖やドッグショーを始めて、いろいろなタイプのコーギーに出会い、自分のコーギーに求めるものさしも変化していきます。今はネット環境を通じて世界のトップクラスのコーギーを目にする機会も増えました。
そんな中狭い日本で、ヨーロッパやアメリカで活躍するコーギーたちに追いつき追い越したいと思うばかりで、限られた血液を使った繁殖に欲求不満がつのるばかりでした。話は変わりますが・・・
ミルトンの良さはやはり素晴らしいボディーバランスに尽きると思います。
もちろん雄犬としては顔も可愛いし、毛吹きもよいのですが、そういう個別なところがどんなに優れていても、全体のバランスが崩れていたり、バランスに物足りなさを感じる個体では、繁殖にしろドッグショーにしろすぐに限界がきて、また新たな個体を求めるといった繰り返しに陥ってしまいます。
そういったことに、ちょっと疲れていました。ミルトンが我が家に来ることが決まり、まだ生後何か月かの写真を見せられた時、小さいながらに私の求めるバランスを持った子に思えたのですが、写真は写真です。
ヨーローッパから犬を輸入する場合は検疫が必要なので、生後9か月が過ぎないと、迎えることができません。その後の成長過程の写真も折々に送られてきましたが、やはり本犬と対面するまでは心配でたまらない日々でした。
そして昨年10月に検疫を終え、ミルトンはやっと我が家の一員になれました。彼を初めて見た瞬間に、これは大丈夫だと確信しました。自分のコーギーに追い求めていたものを彼なら、満たしてくれそうな気がしました。