脇役じゃないコーギーたち
ドッグショーが始まると、ショーに出陳されない子たちは脇役なのか?いえいえ全然違います。彼らもできる限り会場に同行し、飼い主と一緒に応援隊に徹する任務を担っているんです。ショーは勝ち残った場合は次の出番まで、かなり時間が空きます。
待ち時間の間、ほとんどのショー会場は設備の整ったきれいな公園なので会場の様子も観察しながら、応援隊と一緒に散歩することもまた気分のリフレッシュにつながり、なくてはならない時間なのです。先日5日に行った小松空港隣接公園も芝生のとってもきれいな場所でした。
なんだか可愛いお顔のスミシーがお母さんで、ごっついドリームがお父さん?みたいに見える写真かな^_^;
今来夢がこうしてショーのリングを走れるのは、この2匹がいてくれたからこそです。コーギーのオス犬メス犬がいて子犬が産まれたら、残してドッグショーに出す。傍から見ればごく単純なことのように思われるかもしれません。
しかし一匹のショードッグを誕生させる為には、それはもう長い時間との闘いなのです。どんな子でもショードッグになれるわけではありません。スペシャリティーな子、スーパーな子でなければ長丁場なショーの世界は戦えません。
でもでも、そんな重責を背負った子を子犬の頃に選定することこそ、難しいことはないのです。今までそれでどれだけ苦労したかわかりません。ショードッグとは見た目だけではなく、性格的にもショーが好きでたまらない、そんな子を選ばなけらればならないのです。
来夢は父犬スミシーの狂いのない構成と母犬ドリームのゴージャスさ、そして2匹にはないまだ未知数のプラスアルファな何かを、これからショーのリングで発揮していってくれたら、飼い主としてこんなにうれしいことはないと思っています。
そして、忘れてはならない我が家の看板息子ミルトンくん。富士川のショー会場で別れてからこの時はまだ一週間なんですが、すでにハンドラーさんチームの一員みたいな顔つきになってスタンバっている彼が愛おしい親ばか飼い主です(T_T)
出番はなくても一緒に連れてきてもらえて、とってもうれしそうなミルトン(*^_^*)
ミルくんも、これからまたさらなる飛躍をしてくれよ~と心の中でエールを送りながら、ショー会場を後にした我が家なのでした。今週末はまた地元大阪でのツーデイズのドッグショーがあります。今度はミルトンも来夢も出陳予定。また胃が痛くなりそうです^_^;