我が家のコーギーたち さんご&さくら無事に出産しました 2
日が空くとなんのことやら実感沸かなくなりますので例のとんでもないことの顛末だけ簡単にお話します。ヒントはこのブログの出産情報のページにアップした画像にも隠されています。一つは３日に出産したさんごの画像。エリカラ付けてますよね(^^;
出産を終えて家に帰るなり早く仔犬たちに母犬の初乳を飲ませなければと母子をくっつけた途端また去年の出産時と同じくさんごは我が子にガブリとやらかしてしまい今回は２回目だから少しは母性本能もあるはずの考えは消え去りました(T_T)
産まれたての新生児に嚙みついたら終わりです。もうとても母子だけにはしておけずその晩は私が寝ずに人口乳を哺乳し続けましたが、寝不足の頭でこのまま初乳与えないわかにはいかない、そうだエリカラだっとなりそれがあの画像と繫がるのでした(T_T)
結局思い起こせば、去年の出産時は産んだその晩はさんごがパニックを起こしたものの２日目からはとりあえずどうにか授乳もし始めてくれてほっとしたのですが今回はエリカラ付けないと何をするかわからない去年よりも酷い状況となってしまいました。
今のさんごです。当然仔犬たちとは別々のサークルでこの涼しい笑顔(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
さあそしてさくらのことです。さくらの為に、さんごがこの状態で仔犬たちを置いてまたあの二つ県をまたいだ病院まで行くのはあまりにも不可能に思えしかし近くになかなか対応してくれる病院もありません。いったいどうしたらと6日の昼下がりのこと・・・
さくらのクレートを何気に見たら扉部分に何か大きな塊がくっついています。なんとそれは羊膜に包まれ胎盤もついたままの新生児でした。びっくりして震えながその子をつかみ羊膜をやぶりへその緒縛って胎盤をとるやらの処置をしました。
幸い新生児は元気一杯に産声も上げてくれてやれやれだし、さくらが自力で産んでくれたことに手を合わせたくなりました。しかしまだ終わったわけではありません。仔犬を温めてやりながらまたクレートの部屋へ戻るとなんとまた塊が！
こんな風にしてさくらは三匹の仔犬をいとも簡単に産み落としてしまったのです。エコーでは３匹仔犬を確認していましたがエコーはたいがい少なく映しだされるので、まだお腹に仔犬はいるかもしれないとさくらを移動させずに様子を見ていると。
隣のサークルからめありがさくら産んだよ産んだよみたいに鳴いて知らせてくれたのです。そっと部屋に入るとすでに仔犬は羊膜も胎盤もなくさくらのおっぱいにひっついていました。本当になんてさくらは偉いんだって思いながらさくらを産室に移しました。
そしてお尻もきれいに拭いてやって４匹の仔犬に落ち着いてミルクもあげてもらおうと眺めていたら、ん？お尻のあたりに黒っぽいかたまりが。なんとまた一匹産み落としたではありませんか。その間なんのいきみも陣痛もありませんでした。
ウン〇するより簡単に産む子を私はブリーダー始めて初めて見た気がします。そしてさくらは５匹の仔犬たちの母犬となってくれたのでした。只ここへきてほっとする間もなく依然としてさんごの育児拒否は続いていました。
私も一日中さんごの子犬たちのお世話をするわにもいかず仔犬たちも満足に母犬からの母乳を飲めないので成長が目に見えて遅いのが心配でたまりませんでした。せっかく待ちに待ったプリンスとさんごの子たちであるのに(T_T)
そこで意を決してさくらが出産して丸2日経った夜中にどんどん成長して大きくなるさくらの子を箱に入れ、さんごの子を全てさくらに任せてみたのです。それが出産情報のさくらの画像です。足元に写っている仔犬は実はさんごの仔犬だったりします( ;∀;)
そしてその作戦は見事に成功して、さくらは我が子がさんごの仔犬に代わっても気づく様子も見せず、せっせとお尻を舐めたりお世話をしてくれるではありませんか。今まで母犬の温もりのなかった仔犬たちはこれで一気に息を吹き返しました＼(^o^)／
どうですか？すっかりまるまるとしてきたさんごの仔犬たち。本当にさくらありがとうと思いながらおっぱいがたくさん出るように１日三食馬肉てんこ盛りのご飯を食べてさんごの子育てを頑張るさくらなのでしたm(_ _)m
一方さくらの仔犬たちはもともとでかくてさんごのおっぱいもすごい力で吸うので下の世話だけ本当のお母さんにしてもらったあとでさんごのだくだく出るおっぱいに吸い付いています。
さんごの授乳風景は私がやっぱりさんごの手を握っていたりしないと心配なので、なかなか写真が撮れませんが、こんな感じで３人の連携プレーでなんとか１１匹の仔犬たちの子育てを頑張りますのでどうか皆様エールや元気玉送って下さいね(^_-)-☆
