遠い国(ルーマニア)から来たコーギー
今年は4年に一度のうるう年。昨日29日にブログアップできていたら毎月アップの誓いを破らずに済んだというのに、ごめんなさい。しかし前々からちゃんとご報告したいと思っていた記事ということで(^^;
一年前の2023年2月13日夜の関西空港貨物ターミナルへ車を走らせました、ドキドキしながら。その理由は待ちに待ったコーギーにやっと出会えるから。きっと長旅でぐったりしてないかと心配も半分で( ;∀;)
そのコーギーは生後2歳を過ぎた男の子で、彼がなぜ我が家に来ることになったのかはちょっとややこしい話にもなるので今回は割愛しておきます。でも画像でそのコーギーを見せてもらった瞬間から既に私のハートはコルに鷲摑み状態となっておりました。
今↑でコルと言いましたがそのコーギーのお名前はなんとドンコルレオーネというすごい命名だったのです。映画好きの私の特に好きな映画であるゴッドファーザー。マーロンブランドですよ。
高校生の時に初めてその映画を映画館で見て、いやテレビだったっけまあいいやでショックを受けて今日まで何十回と鑑賞したことか。今ではDVDやら配信やらでいつでも見れますので見てない方は是非!(^^)!
なんて大脱線しましたが、何か運命を感じてしまう名前と共に私の元へとやってきた男の子でしたがさすがにこのお名前で呼ぶのはほぼ不可能というか実際お家では何と呼ばれていたのかもわからず(^_^;)
結局コルネちゃんと呼んでたら道行く人にあら美味しそうなお名前って言われる始末。はい私チョココルネが好きなので愛犬のお名前にしました、違うって。まあこんなエピソードもあったわけです(T_T)
長くなりますが。コルレオーネというコーギーのアピールもさせて下さい。この子は我が家の種オスという使命を担っています。昨今は犬の遺伝子検査のレベルも随分ハイレベルになっていっています。
コーギーという犬種で厄介な病気の一つに変性性脊髄症いわゆるDMというものがあります。この病気の怖さはコーギーを飼われている方ならご存じかと思いますがこれは遺伝子検査で防ぐことができます。
つまり遺伝子検査の検査結果がクリアに類する型を持った個体が牡雌どちらか一方にあれば発症を逃れることができるのです。犬の一生で繁殖の回数からいけば圧倒的に雄犬の方が上回ります。
よってブリーダーを営むケンネルにとってDMクリアのオスを所有するということは何にも代えがたい宝となりうるのです。コルレオーネの遺伝子検査はクリアでした。しかしそれだけでいいのでしょうか。
犬種にはスタンダードというものがあります。それを追求することこそがブリーダーの使命なのだと私は常々考えながら今日までやってきました。だから立ちはだかるDMの壁に夢を潰されてしまう。
このことこそ私がもっとも恐れる案件でした。だからこそクリアの遺伝子を持ちながらも犬種としてのハイレベルのクオリティを持つコルレオーネは私に勇気と希望を与えるべく舞い降りてきてくれたのです。
そのコルレオーネは今同じ夢を持つブリーダーの所有犬とドッグショーにおいてしのぎをけずる戦いを強いられています。しかし彼が輝ける舞台でその活躍を見守りたいと思います。応援してもらえたら嬉しいです!(^^)!
日本に来てすぐのコル。寒い国からきたのでコートがフラフィーと見間違いそうなくらい長いです(^^;
そして某高速のSAにて我が家のコーギーを管理してくれているハンドラーさんとの出会い(^^♪
そして現在のコルレオーネ、少しづ結果を残せるようになってきました(^_-)-☆
長々と語ってしまいましたが、この辺で。では次回はもう一匹の遠い国からきたコーギーベリー編をお届けできたらと思います。See You Soon (^_-)-☆