10月1日舞洲でドッグショー コーギーブリード審査からベストインショー審査まで

またまた放置気味のブログの上に何やらくそ長いタイトルになっておりますが・・・わかる方にはわかるかと思いますが、去る10月1日ついに長年の夢が叶いました。もう10日以上過ぎてしまいましたが、まだほんとに?っていう気持ちになったりしています^_^;

夢を叶えてくれたのはもちろん我がケンネルの座長(いつの間に?)ことミルトンです。我が家のコーギーがその日のドッグショーの最後の最後3百何十頭の頂点を決めるベストインショーの審査まで残る。

これはその資質を持つ犬ならいとも簡単に成し得ることなのかもしれませんが、しかしやはりそこまで残るには運やタイミングやコンディションなど諸々のことが一つになったときに可能となってくる話だと思っています。

願わくばミルトンが現役のうちに栄光の架け橋に進ませてやりたいという思い。この日カナダからの外人ジャッジ、そして地元大阪、運とタイミングが揃った時、空にいるコーギーの神様はついにミルトンにほほ笑んでくれたのです\(^o^)/

前日のショーでは、リングでウン〇してしまったり途中で止まってしまったりで、すっかり調子を崩してしまったように見えたミルトン。当然結果もブリード落ち。おまけに遠くで見ていたつもりの私にもしっかり気づいてさらに集中力も・・・状態(>_<)

翌日はもう恐ろしくてさらに遠くの遠くで、もうこうなったらミルトンと同じ空気を吸うだけで良しと腹くくり、ただただ結果を私の代わりに近くで見てくれていた知人に託すしかありませんでした。
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でも車の陰から覗く豆粒くらいのミルトンが、昨日負けたCHのオス犬とウイナーズ犬の3頭並んだ中、BOBに選ばれた瞬間だけはこの目で見ることができました。これでブリード抜けた、これで午後戦だっと思わずガッツポーズ&恥ずかしながらウルウル。

近くで応援できなくても、ハンドリングできるわけでもないし、ミルトンの力に何にもなってやることもできない私ですが、気持ちだけは一緒に戦っているつもりでその場にいました。
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写真撮ってるじゃんと言われてしまいますが、今回の写真は全部頂きものなのであしからず。そしていよいよ午後戦のスタート。第一グループは全犬7頭、この中の3席に残ればとりあえず入賞なので、せめて3席に残ってほしいと願っていました。また車の陰から^_^;

すると場内アナウンスでウエルシュコーギーという言葉が微かに聞こえてきました。よかった3席にはなれたんだと胸をなで下ろしていたら知人が駆け寄ってきて、おめでとうーファーストって言うではありませんか!

なんとグループ一席になっていたのです。ということは次はキング戦が待っています。このあたりからドキドキとここまでやれたんだからもう十分あとはおまけだって気持ちになっていました。
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レギュラークラスのグループ戦が終わるとベビーパピークラスのベストインショーの審査が始まります。それが終わるのをドキドキしながら待ち、いよいよレギュラークラス10グループの代表犬が並びます。

10匹の中から、まずキング候補3頭が選ばれ、さらにその中の1頭がその日のオス犬全犬の中の1席すなわちキングとなり、同じくメスのクイーンと2匹でその日の出陳全犬種の頂点を争います。

ミルトンは落ち着いていたようです。過去にここまで来たことは2回ありました。一回はレギューラークラスの時。そしてチャンピオンになってから1回。しかし3頭ピックアップされて見事リザーブorキングになったことはありません。

俗に3本入賞といいますが、レギュラークラスで3頭ピックアップに残れてリザーブまで行けたらもう舞い上がるほどうれしいことですし、私はまだそんな喜びは経験したことがありませんでした。

そしていよいよその時が来ました。当然私はリングから遠い所にいましたが、アナウンスの声はバッチリ聞こえます。耳を疑いましたがミルトンは私が立っている同じ場所でついに3頭に選ばれたのです\(^o^)/\(^o^)/
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奇跡は続きます。もうそこからは頭が真っ白になり、今までのドッグショー始めて20数年のことが走馬灯のように頭の中をグルグル状態でした。ミルトンは3頭ピックアップを越えてついにキングに。そしてさらにその先の栄光の架け橋に向けラストスパートをかけました。

メスのクイーンサルーキとの真剣勝負。もう後にも先にもこれで審査はありません。ミルトン一世一代の舞台とチャンスをどう戦うのでしょうか。勝敗が決まったあと本部席からお祝いのウイニングランを2匹で走るように指示がありました。
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ミルトン頑張りましたが、ベストインショーの扉をこじ開けることはできませんでした。サルーキは後で動画を見せてもらい、その華麗なパファーマンスを超えることは今のミルトンには無理だったなあと納得しながら、心のなかで賞賛の拍手をおくりました。
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ここからの写真はラストランを走るミルトンを私のカメラで撮りました。勝敗も決まり、せめてこれだけはと近寄ってカメラのシャッターを押し続けました。
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ミルトンキング入賞おめでとう、ありがとう。娘のさんごに続きついに父親のミルトンがやってくれました。ほんとにほんとにありがとう。私のために頑張ってくれたんだねえ。
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平木ハンドラー、なかなか芽の出なかったミルトンをここまで仕上げて頂いていつもいつも同じ言葉になってしまいますが、感謝しています。ありがとうございます。これからもミルトンが大好きな平木さんと共にリングを走る姿を楽しみにしていますm(__)m

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この日は朝8時半に会場入りして、夕方5時近くまでいることになりました。疲れましたが、うれしい勝ち残りだったので、こんな疲れだったら何回あってもよいのになあなんて、虫の良いこと思いながら家路に着きました(^^♪
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